途上国で起こっている問題や解決に向けた活動を学ぶためのスタディツアーやワークキャンプが毎年数多く実施されています。
一方で、スタディツアーの目的地は感染症発生地域でもあることが多く、また事故が発生する可能性もあります。 万が一、事故や感染症に出会ってしまうと、ツアーの担当者は事故処理の窓口として難しい対応を迫られます。
事故・感染症へ対する危機管理や対応は、ツアーを企画・運営するNGOにとって避けて通れない課題であるといえます。
そこで、2007年からスタディツアーの企画担当者を対象に、感染症の基礎・旅行業法・海外旅行保険の基礎知識ついて学び、また事例を共有するためのセミナーを開催しています。
スタディツアーの企画担当者を対象に、感染症の基礎、旅行業法、海外旅行保険について学ぶセミナーを開催しています。
第1回(2007年3月)「マラリア」
第2回(2008年3月)「狂犬病」
第3回(2009年4月)「デング熱と虫刺され、旅行業法、海外旅行保険」
第4回(2010年4月)「旅行者下痢症、旅行業法、海外旅行保険」
第5回(2011年4月、5月)「初期の判断と対応」
第6回(2012年4月)「知識としての危機管理から、機能する危機管理へ」
第7回(2013年3月)「スタディツアーにおける事故対策シミュレーション」
第17回(2015年3月)「健康アンケート、その背景と課題」
第19回(2016年3月)「セクシャルハラスメントなど」
第21回(2017年3月)「テロ」との正しい向き合い方
第23回(2018年4月)「様々なアレルギーを持つ参加者への対応」
スタディツアー担当者が集まり、実施されたツアーで発生した具体的なトラブルや危機管理の事例を共有し、次年度のセミナーにつなげます。
同じ国・地域を目的地とするスタディツアーを実施している担当者が集まり、 現地の最新の医療状況や緊急時の対応の方法に関する情報の共有とネットワーク形成を目的に開催しています。
これまでにカンボジア、フィリピン、バングラデシュ、タンザニア、タイの現地の最新情報や経験を共有しました。
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