関西地域NGO助成プログラム

関西地域NGO助成プログラムについて

本助成プログラムは、特定非営利活動法人関西NGO協議会と宗教法人真如苑の協働事業として、関西地域を主な活動拠点としている国際協力NGO、特に小規模、比較的経験の浅いNGOの活動や人材育成を支援し、その発展に寄与することを目的として2014年に設置されました。助成資金は真如苑信者の皆様からの寄付によるもので、この寄付が有効に活用されるよう、本要項にそって助成団体を公募し、地域から草の根の国際協力/SDGsの達成に向けて支援をしています。

 

※2024年8月1日　2024年度のプログラムを公開しました

2024年度　関西地域NGO 助成プログラム　概要

 

対象事業と助成金額

国際協力団体（多文化共生を含む）の「組織基盤強化活動」または「国内外でのプロジェクト実施」を対象とします。

■組織基盤強化プログラム

団体の組織基盤強化に必要な活動で１団体60万円を上限とします（１団体の採択を想定）

■プロジェクト実施プログラム：

事業の強化・プロジェクト実施のために行う新規事業、或いは既存事業の拡充・サービス向上に必要な活動で1団体30万円を上限とします（総額60万円、2～3団体の採択を想定）

 

申請先・提出書類

助成プログラム申請書類
①申請書　※クリックするとWordファイルがダウンロードされます
②収支予算書　※クリックするとExcelファイルがダウンロードされます


添付書類

①定款、あるいはそれに準じる団体規約・設立趣意書など ＊関西NGO協議会加盟団体は不要

②運営責任メンバー（役員）名簿 ＊関西NGO協議会加盟団体は不要

③団体の事業報告書（なければニュースレターなど）

④2023年度決算書類（貸借対照表、活動計算書、財産目録※）ならびに2024年度予算書

（団体設立後、最初の決算を終えていない場合は、今年度の予算書のみで結構です）

⑤助成金を10 万円以上の物品購入、ウェブサイト制作費、修繕工事に充てる場合は、見積書やカタログの添付をしてください。ただし、備品購入目的のみの申請内容は受け付けできませんのでご注意ください。

 

※決算書類について、貸借対照表の提出は必須とします。ただし、活動年数が短く、決算書がない団体は、締め切りまでに提出が可能な決算書をご提出ください。

申請書類、添付書類を以下のメールアドレスへ提出をお願いします。

関西NGO協議会　担当：栗田
knc@kansaingo.net

なお、ニュースレターや決算書類などウェブサイトに掲載されている場合は添付をするのではなく、リンクURLを申請時にお知らせいただく方法でも結構です。

対象団体

・関西二府四県（大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山）に拠点を置く国際協力NGO

・応募は1団体につき1件のみとし、プロジェクト実施型プログラム助成※1については、小規模、比較的経験の浅いNGOを優先します。（財政規模2,000万円/年以下優先）

 

対象期間

（１）2025年1月1日（覚書作成後）から2026年3月末日までに終える事業を対象とします。
（２）すでに実施中で2025年1月以降も継続する事業も応募できます。
この場合、上記（１）の期間中に実施される部分が助成の対象となります。

申請受付期間

2024年8月16日（金）～10月31日（木）正午必着

 

2024年度スケジュール

・8月9日（金）19時～20時 ・8月16日（金）12時～13時	オンライン説明会/質問会 ※申請を検討している団体は、可能な限りご参加いただけるようにお願いいたします。 なお、申請における質問・コンサルテーションは随時対応いたします。 説明会申込・相談    担当：栗田 yoshinori.kurita@kansaingo.net
8月16日（金）	申請受付開始
10月31日（木）正午	申請受付締め切り
12月7日（土）13時～17時の間を予定	審査：対面型プレゼンテーション形式
12月中旬頃	最終結果通知

 
※2025年7月頃に採択団体による事業進捗中間共有会、2026年5月頃に最終報告を実施します。
また、事業報告書の提出期限は2026年5月15日となります。

よくある質問

Q.要項に「助成額は、対象事業の全体経費の80％以内とします。」と記載がありますが、具体的にどういうことですか。

A.例えば組織基盤強化の事業を行うにあたり、事業の全体経費が100万円だと仮定します。全体経費100万円の80％は80万円となり、組織基盤強化の上限60万円は80％以内のため、60万円の申請は問題ありません。その場合、40万円は自己資金となります。全体経費が60万円の場合は、60万円の80％は48万円となりますので、60万円ではなく48万円までの申請が可能です。プロジェクトについても同様に考えていただきたいと思います。

Q.過去の採択案件を見ることはできますか。
A.2021年度の採択団体が行った報告資料を以下に掲載していますので、ご参照ください。また、当ページ下部のこれまでの助成実績という欄にある　それぞれの年をクリックしていただくと採択団体、事業名を確認することができます。

問い合わせ先・相談先

（特活）関西NGO協議会　10：00～18：00/火・水・金曜日

担当：栗田　yoshinori.kurita@kansaingo.net　TEL：06-6377-5144

2021年度 事業報告資料

2021年度の助成事業について、一部の団体による報告資料を掲載します。
事業名をクリックいただくと、それぞれの資料（PDF）が開きます。ぜひご覧ください。

団体名：（特活）FootRoots
事業名：Pendiente del Destino- 女性の未来を彩るクリエーションワークショップ -

団体名：ネパール虹の家　
事業名：ネパール地震被災地の子どもたちと女性のための復興コミュニティづくりと学校教育支援

団体名：（一社）Bokk Jambaar
事業名：広報活動強化事業

団体名：（特活）Piece of Syria
事業名：バックオフィス強化プロジェクト

※2021年度採択団体のカディ・プロジェクトの事業報告資料については、2023年2月現在、調査を通じて再設計している段階であることから、掲載を控えさせていただきます。竣工後、改めてウェブサイトにて報告させていただく予定です。

これまでの助成実績

• 2023年（第10回）

  	団体名	事業名
  プロジェクト実施	NGO技能実習生 日本家族	ベトナム技能実習生等の業務と生活の改善及び企業への啓蒙活動
  プロジェクト実施	日本アジア球友団ラリグラス	「NBSA LALIGURANS CUP 2024」開催事業
  プロジェクト実施	ネパール虹の家	ネパール地震　被災地の子どもたちと女性たちのための復興コミュニティづくりと学校教育支援
  プロジェクト実施	アジアなりわいネット	未来へつなぐ手織物のファッションショー、フィリピン・アブラ州における織の競演
  プロジェクト実施	DAREDEMO HERO	フィリピン・セブ島の最貧困層に日本の理美容技術を伝え自立を目指す事業
  組織基盤強化	ゴーシェア	専門家の力を活用したスタッフのスキルアップと広報活動の充実による組織基盤強化

• 2022年（第9回）

  	団体名	事業名
  プロジェクト実施	NGO 技能実習生GIA DINH NHAT	ベトナム技能実習生の支援、 フォローアップ、日本語指導
  プロジェクト実施	日本アジア球友団ラリグラス	「NBSA LALIGURANS CUP 2023」開催事業
  プロジェクト実施	Piece of Syria	国内避難民の集まるシリア北西部の幼稚園の教育の質向上プロジェクト
  組織基盤強化	RAFIQ（在日難民との共生ネットワーク）	持続可能な難民支援の為の 「NPO法人」設立
  組織基盤強化	猪飼野セッパラム文庫	会員の拡大と活動の幅をひろげるための生野区（猪飼野）への拠点移転

• 2021年（第8回）

  	団体名	事業名
  プロジェクト実施	（特活）FootRoots	Pendiente del Destino - 女性の未来を彩るクリエーションワークショップ -
  プロジェクト実施	カディプロジェクト	糸紡ぎによる就業場所づくりのための実寸大模型の制作事業
  プロジェクト実施	ネパール虹の家	ネパール地震 被災地の子どもたちと女性のための復興コミュニティづくりと 学校教育支援
  組織基盤強化	（一社）Bokk Jambaar	広報活動強化事業
  組織基盤強化	（特活）Piece of Syria	バックオフィス強化プロジェクト

• 2020年（第7回）

  	団体名	事業名
  プロジェクト実施	公益財団法人大阪YMCA	Aqua watch project
  プロジェクト実施	特定非営利活動法人FootRoots	Pendiente del Destino -女性の未来を彩るクラフトジュエリーワークショップ-
  組織基盤強化	RAFIQ（在日難民との共生ネットワーク）	コロナ禍の関西の難民支援を支える 電子決済システムとオンライン環境整備
  組織基盤強化	すべての外国人労働者とその家族の 人権を守る関西ネットワーク（RINK)	オンライン相談開始とホームページ刷新により 活動の充実及び継続を図る事業

• 2019年（第6回）

  	団体名	事業名
  プロジェクト実施	にほんごサポートひまわり会	外国人とともに、災害時のことを地域で考えるプロジェクト
  プロジェクト実施	（特活）ネパール野球ラリグラスの会	ラリグラス野球大会2020（仮称） 開催事業
  プロジェクト実施	アートはみんなのもの	フィリピンにおける障がいを持つ人たちのためのさおり織講座
  組織基盤強化	（特活）CODE海外災害 援助市民センター	CODE未来基金のPR刷新と団体新ウェブページの制作

• 2018年（第5回）

  
  

  	団体名	事業名
  プロジェクト実施	RAFIQ（在日難民との共生ネットワーク）	日本に住む難民の実態を知り、共存の社会を考える冊子の作成！
  プロジェクト実施	Minamiこども教室実行委員会	地域における外国にルーツをもつ子どもの居場所づくり事業（学習支援、体験学習）
  組織基盤強化	在日コリアン青年連合（KEY)	在日コリアン青年LIFEサポートプロジェクトを通じた次世代育成事業
  組織基盤強化	特定非営利活動法人あおぞら	支援者の輪を広げ、関係を継続するための組織基盤強化

• 2017年（第4回）

  	団体名	事業名
  組織基盤強化	NPO法人 アクセス－共生社会をめざす地球市民の会	インターネット広報の戦略的強化を通じた団体基盤強化事業
  プロジェクト実施	Bokk　Jambaar	健康な地域社会づくりプロジェクト基礎調査 ―マラリア予防か らのアプローチの可能性― （活動対象地域：セネガル）
  プロジェクト実施	Rehab-Care for ASIA	タイ国ポータラーム郡における寝たきりゼロ事業実践のための 現地調査 （活動対象地域：タイ）

• 2016年（第3回）

  	団体名	事業名
  1	ウータン・森と生活を考える会	ベテランに学ぶ！ボルネオの森を守るための情報収集と分析力
  2	NPO法人 フェア･プラス	アバカ・フェアトレード商品開発を通じた、日比両国の次世代育成プログラム
  3	NPO法人 ペイ・フォワード倶楽部	専門家指導を受け次世代のリーダー育成をする事業
  4	学生団体Infinite Connection	PCM研修と組織基盤強化

• 2015年（第2回）

  	団体名	事業名
  1	ウータン・森と生活を考える会	ボルネオ等の熱帯雨林保全PRにおけるメディア活用
  2	NPO法人 ペイ・フォワード倶楽部	健康調査活動の講演会･ワークシヨップ開催により若い人材の育成に取り組む事業
  3	公益財団法人 PHD協会	急がば回れ！インドネシアから短期研修生を招聘してゴミのポイ捨てゼロ作戦
  4	NPO法人 インターナショクナル	これで安心！食のコミュニケーションカードづくり
  5	NPO法人 フェア･プラス	フィリピン生産者団体代表の招聘による台風被災からの復旧復興報告と両国のニーズに合致したフェアトレード商品開発のための協議

• 2013年（第1回）

  	団体名	事業名
  1	NPO法人 アクセス－共生社会をめざす地球市民の会	「国際協力きっかけづくりカフェイベント」
  2	公益社団法人 アジア協会アジア友の会	災害支援・環境整備活動の青少年リーダー・スタッフ育成事業
  3	NPO法人 インターナショクナル	ユニバーサル観光マップ MAPICTO（マッピクト）の開発
  4	ツナミクラフト	Cruise around Tsunami Havens 日タイの被災地を中心に実施する手織りワークショップと作品展
  5	NPO法人 フェア･プラス	フェアトレードを通じたフィリピン・パナイ島マリナオ村の復興支援