いよいよKNCスタツア通信シリーズ最後のレポートです。
関西NGO協議会(以下KNC)では、2022年8〜10月の間で全5回のオンラインスタディーツアーを開催、12月18日(日)のワン・ワールド・フェスティバルfor Youthではその報告会として全5回をまとめた短編映像作品を公開しました。
この記事では、その時の様子を振り返っていきたいと思います。
※短編映像作品の予告動画はこちら
報告会は、KNCインターン生4名のご協力のもと開催しました。
※KNCインターン生の紹介記事はこちら
インターン石丸さんの進行のもと、1時間という長いようで短い時間の中で、映像作品の上映と参加者の皆さんとの質疑応答、そして私たちが伝えたいことを交えながら報告会を進めていきました。
映像とともに、インターン生一人一人がオンラインスタディーツアー協力団体の紹介を
ナレーション形式で行いました。
インターン生全員がオンラインスタディーツアー参加者であることから、報告会参加者の皆さんからインターン生へ質問ができる貴重な場となりました。会場とオンラインでのハイブリッド開催だったため、PC上と会場での同時上映、そしてLIVE Q(ライブキュー)を利用してリアルタイムで質問を募集しました。10分弱という限られた時間ではありましたが、全ての質問に回答することができなかったほど、たくさんのご質問をいただきました!
カンボジアツアーの様子を鑑賞中。参加者の皆さんより、キャッサバを取り巻く課題についての質問や、
カンボジア独自の18番目のゴールについての質問も多くいただきました。
フィリピンツアーの様子。アンドレアさん(映像)の言葉を聞いた参加者の方から、
「貧困という困難を抱えながらも、日本の貧困にまで思い至っておられることがすごいと思いました。」という感想を頂きました。
インドネシア、中国、ネパール、それぞれの課題と日本とのつながり、
そして参加者がオンラインスタディーツアー中に得られた学びについての質問が続きました。(映像は中国ツアーの様子)
それぞれのオンラインスタディーツアーで取り組んだテーマ。
こうして見ると、世界には解決すべき課題がたくさんあることがわかります。
この報告会を通して私たちが伝えたかったこと。
それはなぜもっと多くの人に〈国際交流×オンラインスタディーツアー〉に参加してほしいのか、このオンラインスタディーツアーを通して何を学べるのかということでした。
「共に学ぶ・自分が無関係ではないことを知る」
「世界とつながり距離が近づくことで、「気づき」や「知る」が増える」
世界とつながることで、見えるものが増えるということ。
「これは他国の問題」という意識を捨て、お互いがお互いから学ぶということ。
それによって「気づき」や「知る」が増え、共に解決に向けて「行動」に移していくこと。
今回このような重要性に気が付いてもらえる場所を提供できたなら、大変嬉しく思います。
今回報告会に参加された方々から、オンラインスタディーツアーに興味を持ったというお声をたくさん頂きました。これからもKNCは、当会加盟団体の皆さまのご協力のもと、市民の皆さまにとっての「気づき」となれる場所を提供し続けていきますので、随時当会の公式サイトやSNSに掲載する情報をチェックしてみてください。
今回オンラインスタディーツアーにご協力いただいたNGOの活動にご関心のある方、下記公式サイトをご確認ください↓↓
〈国際交流×オンラインスタディーツアー〉協力団体一覧
インドネシアツアー ウータン・森と生活を考える会
カンボジアツアー 認定NPO法人テラ・ルネッサンス
フィリピンツアー 認定NPO法人アクセスー共生社会をめざす地球市民の会
中国ツアー 特定非営利活動法人CODE海外災害援助市民センター
ネパールツアー 公益社団法人アジア協会アジア友の会
※本スタディツアー事業は日本万国博覧会記念基金の助成を受けて実施しました。