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KNCスタツア通信②

関西NGO協議会初の試み
「ユースのための国際交流×オンラインスタディツアー」
ふりかえりレポート②~参加者の学び編~

関西NGO協議会(KNC)では、2022年8〜10月の間で全5回のオンラインスタディーツアーを開催、12月18日(日)のワン・ワールド・フェスティバルfor Youthではその報告会として全5回をまとめた短編映像作品を公開しました。

 

この記事では、全ツアーを通して参加者の皆さんが何を感じ、どんなことを学んだかについて触れていきたいと思います。

 

オンラインスタディーツアーにご参加いただいた方も、タイミングが合わず参加できなかった方も、このふりかえりレポートを通して学びを共有できたらと思います。
※ふりかえりレポート①はこちら

 

世界とつながり、共に学び、共に感じる

 

今回のオンラインスタディーツアーでは、インドネシア、カンボジア、フィリピン、中国、ネパールを周り、日本のユースと上記各国のユースが共に学びました。

 

ツアーごとに学べるテーマも内容も異なり、全てのツアーにご参加いただけた方は特に、世界とのつながりや世界の課題を色濃く感じることができたのではないでしょうか。

 

下記、開催した順に各オンラインスタディーツアーを振り返っていきたいと思います。

 

インドネシアツアーでは、〈ウータン・森と生活を考える会〉の皆さんにご担当いただき、◯×クイズやランキングなどのワークショップを通してパーム油(見えない油)を取り巻く課題について学びました。パーム油がもたらす問題として森林伐採環境破壊生物多様性の消失など、消費者である私たちとは決して無関係ではないという事実を踏まえた上で、どう解決していくべきかをみんなで話し合いました。正解がない問いに対して多角的に考えることの大切さ、そして「気づく」「学ぶ」「行動する」をつなげることの大切さを学びました。

「これ正解はないんですよ。一つの問題や課題を解決するのには一つの方法だけではないということ。いろんな方面から多角的にその課題を見て取り組んで、いろんな角度から解決を図っていこう。」

インドネシアツアーで進行を担当いただいたあらかわさん

 

〈参加者の声〉

自分が消費者という立場で、国際規模の問題に関係していることを改めて実感しました。自分の生活で、社会や環境のために変えられる新たな視点を得ることが出来てよかったです。

 

カンボジアツアーでは、〈テラ・ルネッサンス〉が取り組んでいる地雷問題地雷撤去後の課題18番目のゴールを通して世界のつながりを学び、キャッサバ(でんぷん)消費者である私たちと世界課題のつながりを知りました。ワークショップでは、2030年までにどんな世界になってほしいかを、それぞれのグループで交流を交えながら絵に描いて表現しました。絵は世界共通語であると実感ができたこと、そして皆さんの絵が希望で満ち溢れていたことが私たちに希望を与えてくれました。


  

「みなさん、SDGs何個あったか覚えていますか?全部で17個の目標があったと思うんですが、カンボジアだけ18番目の目標があります。それが【地雷と不発弾を無くす】という目標になります。」

(ロゴ:OpenDevelopment Cambodia




「人と人とのつながりが世界を変える」そんなメッセージが込められていた絵もありました。

〈参加者の声〉

カンボジアのみの問題でないことがよくわかり、世界との繋がりを知りたいと感じました。とてもたのしかったです!



フィリピンツアーでは〈アクセスー共生社会をめざす地球市民の会〉で勤務しているスラム出身のアンドレアさんのライフストーリーを聞き、家庭環境、貧困、出産、離婚、最愛の母との別れなど様々な困難を乗り越え今を生きている彼女の人生を通して、フィリピンの課題とNGOの活動の重要性を感じました。その後、フィリピンユースと共に地域の教育課題について考え、どう解決していくべきかを話し合いました。教育はみんなの権利であり、誰もが十分な教育を受けられるべきだということ、そしてフィリピンの貧困問題をきっかけに日本や世界の貧困問題についても考えを巡らせることとなりました。

「現状を知り、それに対応していくことと、日本で伝えていくこと。

そして、この貧困問題の原因はどこにあるのかをぜひ学んでほしい。」

〈参加者の声〉

教育の問題は、フィリピンだけでなく世界中で解決しなければならない問題だと思いました。それを解決するためには、他の家庭の環境も解決しなければならないし、自分も積極的に問題解決に取り組みたいと思いました! また機会があれば、次の企画も参加させていただきたいです! 今日はありがとうございました



中国ツアーでは、〈CODE海外災害援助市民センター〉による進行で「災害はSDGs全てのゴールにつながる」という趣旨のもと、日本と中国「災害多発の国同士」で学びを深めてゆきました。「コロナ禍において災害が発生したとき被災地に行ってボランティアに参加すべきか?」という議題のもとディスカッションを行ない、双方の国での災害時の対応の仕方を改めて理解したり、ワークショップを通して海外で災害支援をするにあたり想像力や異文化理解が重要となることを学びました。

「まずは想像してみることが非常に重要です。
そしてわからないことはたくさん現地の人に聞いてみることが大事です。」

〈参加者の声〉

お話にもあったようにSDGsの中には災害についての具体的なことはないですが、貧困や環境などが災害に繋がっており、それぞれのゴールが独立したものではなく、深く関わりあっていることを改めて感じました。また、日本と中国で意見を発表したときに、同じような部分や少し違った部分もあったり、自分には無かった考えがあり、新たな発見がたくさんありました。なかなか、他の国の方と交流する機会が少ない中で、短い時間ではありましたが、とても学びのある、深い時間になりました!ありがとうございました



そしてラストツアーであるネパールツアー〈アジア協会アジア友の会(JAFS)〉の活動拠点の一つであるネパールとこちら日本をつなぎ、お互いの国や学校生活についての紹介があったり、1時間にもわたるディスカッションを通して二つの国が直面している課題や解決策などを共に模索しました。ジェンダー、水と衛生、環境、まちづくり、教育など多岐にわたるテーマで話し合い、社会の形は違えどジェンダーの不平等さや、課題解決のための意識の持ち方や行動が不十分であったりという共通点も見えました。

「ディスカッションをしてもらった内容とか、今後もたまに考えたりして、何か自分ができることから身近に始めていって行動していってほしいなと思います。」

〈参加者の声〉

ネパールの状況と日本の状況を照らし合わせて考えてそれぞれ作りたい世界を一緒に考えることが出来てこれからの教育の場とかでいかせそうないいじかんでした。 日本のジェンダー問題もネパールのジェンダー問題もあったけど少し違う感じだったし、ネパールでの問題も知ることが出来て良かったで


このふりかえりレポート②〜参加者の学び編〜を読んでくださった方、ありがとうございました!

 

次のスタツア通信では、12月に開催したワン・ワールド・フェスティバルfor Youthでのオンラインスタディーツアー報告会について、振り返っていきたいと思います。

どうぞお楽しみに♪

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