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プレスリリース「新型コロナ禍の社会課題に取り組むNPO、NGO、市民活動を応援 共同型の緊急活動支援基金を発足 対象を大阪・関西と、海外支援のマッチングとする初の取組み」

プレスリリース「新型コロナ禍の社会課題に取り組むNPO、NGO、市民活動を応援 共同型の緊急活動支援基金を発足 対象を大阪・関西と、海外支援のマッチングとする初の取組み」2020年5月26日

プレスリリース

2020年5月26日

報道関係各位

新型コロナ禍の社会課題に取り組むNPO、NGO、市民活動を応援共同型の緊急活動支援基金を発足対象を大阪・関西と、海外支援のマッチングとする初の取組み

社会福祉法人大阪ボランティア協会
特定非営利活動法人関西NGO協議会
(一財)泉北のまちと暮らしを考える財団
リタワークス株式会社(※ウェブ制作・システム提供)


新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大は、市民活動、NPOやNGOの活動とその対象とする現場にも深刻な影響を広げています。政府や自治体の動きだけでは間に合わないと、医療や福祉、教育の現場などへの個人意志の寄付による支援の輪が、給付金などの話題とともに広がりつつあります。

関西を拠点に活動する国際協力団体のネットワーク組織である特定非営利活動法人関西NGO協議会、大阪を中心に全国の市民活動を支えてきた社会福祉法人大阪ボランティア協会、泉北を中心にまちづくり、コミュニティ活動を支えてきた一般財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団、そしてITを通じてNPO、NGOをサポートするリタワークス株式会社の4者(以下、4団体)は、市民による新しい助け合いと支援先の選択肢を提示する仕組みとして、共同型の緊急活動支援金の分配基金「私と地域と世界のファンド:みんなおんなじ空の下」を立ち上げることとしました。私たちは「新型コロナウイルス感染症をともに乗り越え、ともに未来をつくる」という市民の思いを形にします。「誰一人取り残さない」「パートナーシップで目標を達成する」というSDGsの理念にも呼応する実践として、大阪・関西から海外の市民社会にもその輪を広げます。

<当ファンドの特徴>

・新型コロナ禍下で活動する、困難を抱える人々や地域を支えるNPO、NGOや市民活動の緊急ニーズへの支援を実施(寄付目標総額1500万円、助成目標総額1200万円、30万円を上限とする活動支援金の提供)

・国内支援と同時に、同じ空の下での課題を分かち合うために、海外、とりわけ開発途上国で新たな生命と医療、住居などの危機に直面している人々を支える活動への緊急人道支援も実施(国内・海外共通のプログラムの場合50:50での配分方式)

・大阪発の市民による市民のためのファンドとして、行政などの支援だけでは手の届きにくい小回りのきく地道な活動にフォーカスし、市民の支援の輪をつなぐ

<会見のお知らせ>

このファンドを担う4団体の代表者・NPO/NGOによるオンライン記者会見を開催します。

日時:6月1日(月)14:00~15:00

会場:関西NGO協議会研修室(大阪聖パウロ教会4階)

※下記からお申し込みください。会場およびオンライン(ZOOM)いずれかの参加形態を選択ください。

申込みURL:https://ws.formzu.net/fgen/S70028675/

本リリース及び会見に対するお問い合わせ先

(特活)関西NGO協議会(高橋)
〒530-0013 大阪市北区茶屋町2-30 大阪聖パウロ教会4階
06-6377-5144(tel)

 

<当ファンドの概要>

1、名称    「私と地域と世界のファンド:みんなおんなじ空の下」

2、発足日   2020年5月6日

3、運営    社会福祉法人大阪ボランティア協会、特定非営利活動法人関西NGO協議会、
一般財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団、リタワークス株式会社(ウェブ制作・システム提供)

4、協力    特定非営利活動法人大阪NPOセンター、特定非営利活動法人関西国際交流団体協議会

5、寄付募集  2020年6月1日~6月30日(第一次募集)
緊急支援の性格からWEBで受付け、申請方法も極力シンプルなものにします。

6、寄付先   本ファンドの主旨に賛同するNPO、NGO、市民活動団体から緊急で支援を希望する活動を公募(6月下旬予定)し、3団体が設置する「支援先選定委員会」で支援先、支援額を決定して配分。

7、目標金額  1500万円

8、配分時期  緊急性を考慮し、第一次締め切り後、速やかに配分を実施。

9、寄付方法・公募要項

寄付方法および公募要項(6月下旬公開予定)については専用ホームページを参照。

https://congrant.com/jp/mlg-fund/index.html

なお、寄付にあたっては、全国47都道府県による「事業指定寄付・47 コロナ基金」のしくみを活用し、大阪、関西、そして世界の活動を支援します。募金のシステムはクラウドファウンディングのひとつ「コングラント」を利用します。NPO法人や社会的企業、任意団体等、非営利活動に取り組む団体のための寄付募集・管理を応援するファンドレイジングツールです。(https://congrant.com/jp/

以上

<添付参考資料>  「私と地域と世界のファンド:みんなおんなじ空の下」について

<参考>

■(社福)大阪ボランティア協会

(理事長・早瀬昇、大阪市中央区谷町2丁目2-20)

1965年、市民主体で設立されたボランティア・市民活動推進機関で、ボランティアをはじめたい方、NPOを立ち上げたい方、CSR・CSV・社会貢献活動をはじめたい企業など、市民活動に関わる相談窓口がある。

■(特活)関西NGO協議会

(代表理事・三輪敦子、大阪市北区茶屋町2-30)

関西に活動拠点を置く国際協力NGOが1987年に設立したネットワーク型NGO。市民に支えられている国際協力活動がより充実、発展することを目的とし、ODA政策の提言、SDGs推進などを担う。

■(一財)泉北のまちと暮らしを考える財団

(代表理事・寳楽 陸寛、堺市南区城山台1丁11番5号)

市民の力で地域の課題解決を実現していくために大阪南部泉北周辺地域での地域の新しい資金循環を行う機関として、泉北ニュータウンまちびらき50周年を機にさまざまな取り組みを経て、主に30,40代が中心となり設立したニュータウン型コミュニティ財団。

■リタワークス株式会社

(代表取締役・佐藤正隆、大阪市西区江戸堀1-22-17)

2008年大阪で創業。「利他の想いと行動で世界をより良くする」を理念にIT・WEBを活用したNPO支援を行う。2030年のSDGs達成に向けて多くの人の幸せに貢献するため、あらゆるソーシャルビジネスに挑戦している。

<添付参考資料>
共同型の緊急活動支援金の分配基金 「私と地域と世界のファンド:みんなおんなじ空の下」 について

1.基金の仕組み

支援先の課題(イシュー)分野を大きく、「国内」「国外」そして「共通」に分け、寄付者が支援したい分野を3つから選択。特に「共通」に関しては、「おんなじ空の下」の課題に取り組むという市民の支えあいに共通する課題を取り上げ、支援先についても、集まった資金を国内、国外に半分ずつ配分するという新しい取組みとします。

2.支援で想定する対象となる活動

いずれも、困難を抱える人々や地域を支える「活動」を担う団体への支援を対象とします。個人義捐金的な支援は想定しておりません。

①国内課題【私ができることで、大阪の支えあいを応援する】

大阪・関西において新型コロナウイルス感染症の影響を受けて困難を抱える人を対象とした支援です。日常の暮らしの土台が大きく揺らぎ、生活状況が厳しい人や特別な配慮が必要な人への支援、新型コロナウイルス感染症の影響で心身にストレスを感じている人のケア、次世代を担う若者たちの支援に取り組む団体に助成を行います。

②国外課題【海の向こう側に広がる地域の緊急課題を支援する】

強力な都市封鎖や脆弱な医療体制のため、開発途上国といわれている国では、収入の激減、食糧が確保できず、住居を失い、医療へのアクセスも絶たれ、いのちが脅かされています。現地のカウンターパートナーを通じ、食料提供を中心とした、SDGsの謳う「誰ひとり取り残さない」ための緊急人道支援を行う団体を助成します。

③共通課題【国境なく、地球に暮らす私たち共通の課題を共に乗り越える】

暮らしが切迫する国内と国外の人の両方を対象にした支援です。同じ地球に暮らす多くの人が新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けています。国内外で、家族で食糧を分け合うこともままならない人、住む場所を失った人、仕事や収入源を失った人たちがいます。そうした方々を支える支援活動を行う団体へと助成します。世界で新型コロナウイルス感染症拡大によって切迫した状況に追い込まれている人や地域を対象とした支援です。

以上

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