社会課題の解決やSDGsの達成に向けて地道に活動する人を支援する第1回「SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞」(SDGs岩佐賞)の「教育の部」で関西NGO協議会が受賞しました。
SDGs岩佐賞は、持続可能な未来へ向けて、医療、教育、福祉、環境、平和、芸術、農業野などの分野で功績を残した団体・個人、および課題解決に取り組んでいる団体・個人を支援するスカラシップ賞です。関西NGO協議会では、子どもや教育に関する活動を対象とした「教育の部」で、2014年から実施している「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth」の事業が評価され、受賞となりました。
1993年から関西を中心に国際協力に携わっているNPO・NGOが集まって他セクターの機関の協力も得て過去29回にわたって開催を続けている「ワン・ワールド・フェスティバル」に参加していた関西NGO協議会と学校教員の有志が連携して、2014年から高校生向け国際協力イベント「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth」(以下、ワンフェスユース)が始まりました。
以降、ワンフェスユースは、SDGs達成のための重要なアクターである「若い世代」が中心となり、次世代を担う地球市民の一人として多様な活動を展開してきました。今回の受賞は、8年間という期間に活動に携わったユース世代3万2000名の努力と成果への評価、そして期待の証しだと考えます。賞金はその期待に応えるため、あらゆる世代・団体と協力し、SDGs達成に貢献する活動に生かしていきます。
公益財団法人岩佐教育文化財団が実施している、SDGs岩佐賞は、SDGsの趣旨に合致した活動を続けるうえで資金が必要な団体や、厳しい環境のもとで地道に努力を続ける個人に助成し、その存在と活動内容を奨励するとともに連携の和を広げ、持続可能な社会の実現をはかることを目的としています。
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https://www.asahi.com/sdgs/article/14741201