特定非営利活動法人関西NGO協議会は、ウクライナ危機に対して、以下の通りワン・ワールド・フェスティバルにかかわる高校生たち、ユースとともに声明を出します。
武力紛争において、もっとも傷つくのは、その国の、その地域の市民であり、そして、もっとも大きな影響を受けるのは、声を上げることの難しい立場にある人、それは、女性であり、高齢者であり、さまざまな疾病や障害とともに生きる人たちであり、そしてこれから未来を生きる子どもたちです。
武力で平和は実現しません。そして、経済制裁の影響を最も強く受けるのは市民です。このことは私たちが今までの歴史から学んでいます。その中で、とくに子どもたちは将来にわたり戦争や武力紛争により生じた苦しみと悲しみを受け継ぐことになります。難民の80%は女性と子どもたちです。
関西NGO協議会とワン・ワールド・フェスティバルにかかわる高校生たち、ユースは、将来にわたり最も影響を受ける市民として、武力による問題の解決には強く反対し、対話による解決を強く望みます。そして、平和を実現するプロセスの中で、だれ一人として取り残さないために、年齢、ジェンダー、国籍、宗教、民族などを超えて私たちが連帯することの大切さを強く訴えます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
OV会:Old Volunteer会の略 元高校生実行委員の有志で構成されたワンフェスユースの運営を支える会で、大学生を中心とするグループです。ワンフェスユースのパートナーで事業協力団体でもあります。
障害:その人自身ではなく、 社会との関係性の中にあるというこの理解で「障がい」ではなく「障害」としています。
プログラム実施セクション有志一同、イベント運営セクション有志一同は2022年3月8日追記しました。
本件に関するお問い合わせ
ワン・ワールド・フェスティバル for Youth事務局
(特活)関西NGO協議会(高橋・栗田)