このたび、関西NGO協議会(以下KNC)初の試みであった全5回のオンラインスタディツアーが終了しました!合計6カ国164名*の方々にご参加いただきました。
私たちが今回の企画で大切にしたこと、それは日本参加者と各国の参加者が共に学び、共に答えを模索する「相互の学び」を実現すること、プログラムを通して「世界のつながり」を感じてもらうこと、そしてSDGsのゴールでもある「誰1人取り残さない」をプログラム内で実現することでした。そのため、海外経験がない人、英語やその他外国語に自信がない人でも参加ができるような環境作りを心がけました。
私たちネットワークNGOだからこそ、現場と深いつながりがある加盟団体の皆様がご協力くださったからこそ、今回のイベントを実現することができたと思っております。
オンラインスタディツアーにご参加・ご協力くださった皆様、誠にありがとうございました。参加者の皆様、ぜひ今回の学びを皆様の明日に繋げていっていただけたら嬉しいです。
さて、12/18(日)のワン・ワールド・フェスティバル for Youthでは、全5ツアーをまとめた短編映像作品を公開予定ですが、その序章として各ツアーの内容をちょっとだけご紹介します٩( ‘ω’ )و
*各ツアー参加者人数を合計した数となっており、中には複数のツアーに参加された方もおります。
記念すべき第1回目のオンラインスタディツアーとなる〈インドネシアツアー〉をご担当くださったのは、「ウータン・森と生活を考える会」のいしざきさん、こんどうさん、そしてあらかわさん。KNCの事務局に集まり、全員で協力してインドネシアツアー開催に挑みました!インドネシアツアーでは、パーム油を取り巻くグローバルな課題について、クイズやランキングなどのワークショップを通して一緒に学んだ回となりました。
日本側参加者16名、インドネシア側参加者19名の合計35名がプログラムを通して共に導き出した答えとは…!?
第2回目オンラインスタディツアーの〈カンボジアツアー〉をご担当くださったのは、「テラ・ルネッサンス」のえずみさん。駐在先であるカンボジアからご参加・ご協力いただきました!カンボジアツアーでは、日本ではあまり知られていない18個目のゴール(SDGsは17個だけではなかった!?)や地雷問題、そして地雷撤去後の課題について学び、ワークショップでは参加者それぞれが思い描く理想の未来を絵に表現しました。
日本側参加者18名、カンボジア側参加者37名の合計55名が共に描いた未来とは…!?
第3回目オンラインスタディツアーの〈フィリピンツアー〉をご担当くださったのは、「アクセスー共生社会を目指す地球市民の会」ののださん。のださんは、アクセスさんの活動拠点であるフィリピンから参加、台風の影響がある中ツアーをご準備くださいました( ; ; )フィリピンツアーでは、スラム出身のアンドレアさんのライフストーリーを聞いたり、フィリピンユースが考える地域の教育課題を聞いたり、グループで想いや意見をまとめたり…とても感情を動かされる回となりました。
日本側参加者14名、フィリピン側参加者3名の合計17名のユースがプログラムを通して共にたどり着いた答えとは…!?
第4回目オンラインスタディツアーの〈中国ツアー〉をご担当くださったのは、「CODE海外災害援助市民センター」のよしつばきさん。そして日本災害救援ボランティアネットワーク(NVNAD)の皆様にもご協力いただきました。中国ツアーでは、日本チームと中国チームに分かれ、ワークショップやグループディスカッションを通して誰1人取り残さない視点、そして災害はSDGsに含まれてはいないけれど17のゴール全てにつながることを学びました。
日本側参加者18名、中国側参加者14名の合計32名のユースが、プログラムを通して共に得られた気づきとは…!?
ラストツアーとなる第5回目のオンラインスタディツアーをご担当くださったのは、「アジア協会アジア友の会(JAFS)」のさかぐちさん。ネパールツアーでは、日本ユースとネパールユースがジェンダー、水とトイレ、つくる責任つかう責任、まちづくり、教育という多様なテーマのもと、それぞれの国が抱えている課題について考え、自分たちが作り出したい社会について、グループごとに深く話し合う回となりました。
日本側参加者11名、ネパール側参加者14名の合計25名が作り出したい社会とは…!?
この記事を読んで気になった方は、ぜひ下記より『ワン・ワールド・フェスティバル for Youth~ユースのための国際交流×オンラインスタディツアー報告会~』にお申し込みください!
・お申し込みはこちら
https://owf-youth.com/2022/index.html#
・報告会のみ参加(オンライン)をご希望の方はこちら
https://owf-youth.com/2022/event09.html
※本スタディツアー事業は日本万国博覧会記念基金の助成を受けて実施しました。