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アジア協会アジア友の会に訪問しました

アジア協会アジア友の会に訪問しました

 こんにちは。インターンの阪本です。
 2010年7月30日、JICA-NGO連携による実践的参加型コミュニティ開発研修の一環で日本のNGO活動を知るために、関西NGO協議会の加盟団体、社団法人アジア協会アジア友の会(以下、JAFS)を訪問させていただきました。

 今回は、JAFSの事務所の一室にて行われた、ハルハロFランチのイベントに参加させていただきました。ハルハロFランチとは、毎回異なる国のゲストの方を招いて、その国の料理を食べながら、テーマに沿ったお話を聞くというものです。

 この日は、タイの伝統的な衣装に身を包んだゲストの方(三阪パニダーさん)を囲んで、タイ風のお料理をいただきながらお話(テーマは子どもの教育について~タイと日本の文化の違いから~)を聞き、参加者全員でタイのダンスも体験しました。お料理の美味しさは言うまでもなく、幅広い年齢層の方々が参加していたので、会話を充分に楽しめる点が醍醐味だと感じました。日本に来て間もない研修員もすぐに溶け込み、料理を囲みながらそれぞれの国の話や、日本の話などでとても盛り上がっている様子でした。JAFSのボランティアの方が、手間をかけて作って下さったお料理は本当に美味しくて、私を含めその場にいた参加者全員が笑顔になり、会話も自然に弾み、あっという間に時間が過ぎていました。

ハルハロFランチの様子


 このイベントは、今回で779回目と聞き、驚いたと同時に、JAFSのボランティアの方々の手際の良さや、場を盛り上げてくれるパワフルさがあるからこそ、ハルハロFランチが長く続いてきたのだなと納得しました。また、新しい料理や人との出会い、交流を求めて参加させていただけたらと思います。


 JICA-NGO連携による実践的参加型コミュニティ開発の研修員は、ハルハロFランチ後、JAFSの事務理事兼事務局長の村上公彦さんのお話をお伺いしました。JAFSの活動紹介を主として、村上さんの経験からNGOの役割などについてのお話をしていただきました。JAFSが行っている数多くの活動の一つ一つが始まったきっかけや必要性について詳しくお話を伺えたので、以前よりも活動への理解が深まりました。

 JAFSの活動の井戸供給事業に関して、井戸を作ることはゴールではなくスタートであるという言葉が印象的でした。井戸による水が、自然環境保全や生活の自立などに派生していくという考えのもと、必要な支援を現地の人と共に考え、当事者の手で達成していけるように支援する姿が印象的でした。お話をしていただいている間、わかりやすいように例え話や冗談を交えてお話をしていただけたので、活動に興味を持つと共に理解が深まりました。

 今回、初めてお邪魔したJAFSの事務所はとても綺麗で、職員の方をはじめボランティア、インターンの方が忙しく活動をされていました。中でも、印象的だったのは、入り口近くの商品販売スペースです。支援国のアクセサリー類や、綺麗な刺繍が施された衣服などがあり、このような商品を購入することでも十分、現地とつながっている気持ちをもてると感じました。

商品販売スペース


 JAFSの活動についてさらに詳しいお話を伺うために、この後インタビューをさせていただきました。インタビュー記事に関しては近日中に公開予定です。

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