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開催報告:2/3「届けよう市民の声を、関西から世界へ」

【開催報告・2月3日(日)】
届けよう市民の声を、関西から世界へ
~G20と市民社会の役割~

関西NGO協議会は、近畿労働金庫地域共生推進室との共催で、近畿労働金庫社会貢献預金(笑顔プラス)の寄付先団体と連携し、ワン・ワールド・フェスティバル(2月2~3日開催)内の企画として、標記トークセッションを大阪市立北区民センターにて開催しました(主催:近畿労働金庫地域共生推進室・関西NGO協議会)。

「G20大阪サミット」の開催が6月28・29日に予定され、持続可能な開発目標(SDGs)の達成が重要視される中、
世界のリーダーに市民の声を届けることはとても大切となっています。
あわせて、それを担う市民社会(NGO・NPO・労組・生協等)の役割は重要といえます。

そこで、本企画では、あまり知られていないG20のエンゲージメント・グループや関西の市民活動の動きを紹介するとともに、声を届けることの意義を学び、NGO・NPO・労働組合からの報告と問題提起を通して、どのような提言ができるのか、参加者と一緒に考える機会としました。会場は、50名の定員を越えて約70名の参加者が集い、関心の高さが伺えました。

<開催報告(pdf)>


各セッションの概要

◆キーノートスピーチ

6月の「G20大阪サミット」に不可欠な要素にもかかわらず、あまり知られていない「エンゲージメント・グループ」の役割に焦点を当て、とくに市民社会(C20)、労働組合(L20)を中心に紹介がされました。
そして、C20、L20では日本や世界の市民社会(NGO・NPO・労組・生協等)が集まり、G20を通じて市民の声を届ける意義について、SDGsとも照らし合わせて説明されました。

① 三輪 敦子さん(ヒューライツ大阪所長)


② 岩崎 裕保さん(開発教育協会監事)

◆ トークセッション

続いて、国際社会と地域社会、先進国と途上国が持続可能性という点で結びつき、持続可能な開発目標(SDGs)の達成が重要視される中、社会課題への解決を目めざして日々活動しているNGO・NPO・労働組合から、問題提起とどのような提言ができるのかについて、お話しいただきました

◎ 熱田 典子さん(関西NGO協議会 副代表理事)


◎ 村井 琢哉さん(山科醍醐こどものひろば 理事長)

「子どもの貧困は社会の貧困、社会の貧困は世界の課題」 資料4

◎ 香川 功さん(連合大阪 副事務局長)

◆ フロアトークセッション

参加者は3名程度のグループに分かれて、
「理想の社会に向けて、どこにどのような声を届けて、社会を変えたいか」について話し合い、最後に発表・共有をしました。


=参加者からの意見・提言=
☆ 子どもの貧困のない社会を築きたい
☆ ぼけても安心して暮らせる社会になってほしい
☆ あるがままに認められる社会になってほしい
☆ SOSを受けとめる社会であってほしい
☆ 人と人がつながれる社会
☆ 市民が声をあげやすいようになってほしい

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