【主催】国際開発学会 社会連携委員会、【共催】関西NGO協議会
【日時】2020年3月15日(日)13:00~15:30
【場所】大阪大谷大学ハルカスキャンパス(100人収容,最寄り駅はJR天王寺駅)
(あべのハルカス23F。アクセス https://www.osaka-ohtani.ac.jp/harukasu/access.html)
【主催】国際開発学会 社会連携委員会
【共催】関西NGO協議会
【後援】JICA関西(申請中)
【協力】関西SDGsプラットフォーム(申請中)
【対象】大学生・大学院生,NPO/NGOスタッフ・ボランティア,関心ある一般市民など
【参加費・資料代】無料
【趣旨】
2015年9月,国連総会で採択された持続可能な開発目標(SDGs)。
これを紹介・解説する書籍も多く,また,政府・企業・市民団体による多様な取組もあって,
2019年8月,朝日新聞による調査では27%が「SDGsを知っている」と回答するなど,
SDGsに関する認知は拡大している。しかし,「新しいビジネスチャンス」「地方創生のきっかけ」
といった肯定的評価の一方で,それが世界と日本が抱えるさまざまな課題の解決にどのくらいつながるのか,
懐疑や諦観も広がっている。今回のセッションでは,2019年末に改定された日本政府のSDGs実施指針
についてとりあげ,登壇者に,その改定のプロセスや内容上の特徴とは何かを解説していただく。
そのうえで,参加者とともに,今後のSDGsに関するアクションについて,
どのようなことに留意しながら取り組んでいけばいいのか,考えたい。
【登壇者の氏名・プロフィール】
稲場 雅紀 氏。
1969年生まれ。90年代に横浜市の日雇労働者の街・寿町で保健・医療の活動に従事した後,
LGBTの人権やHIV/エイズに関する活動を経て,2002年からNPO法人アフリカ日本協議会で
感染症や国際保健に関する政策提言等に取り組む。SDGsに関しては,SDGsの達成にとりくむ
NGO/NPOのネットワーク全国組織「SDGs市民社会ネットワーク」の立ち上げにかかわったほか,
2019年,G20大阪にともない開催されたC20では市民社会側のシェルパをつとめるなどした。
また,日本政府が設置する「SDGs推進円卓会議」構成員でもある。
大橋 正明 氏。
1953年生まれ。国際協力NGO シャプラニールや国際赤十字で勤務したあと,
大学教員のかたわら,国際協力NGOセンター(JANIC)理事長やNGO・外務省連携推進委員会座長,
外務省「ODA大綱見直しに関する有識者懇談会」委員等として,国際協力に関するアドボカシー活動
にたずさわる。現在,聖心女子大学/同大学グローバル共生研究所 教授/所長のほか,
SDGs市民社会ネットワーク 共同代表理事,国際開発学会 理事等もつとめている。
12:30 開場
13:00 開始・趣旨説明等
(国際開発学会社会連携委員会委員/大阪大谷大学 教授 岡島 克樹)
13:05 SDGsの可能性と課題、実施指針(45分)
(国際開発学会 理事/聖心女子大学 教授 大橋 正明 氏)
(休憩10分)
14:15 SDGs実施指針(改定版)とは何か―そのプロセスと内容上の特徴(60分)
(SDGs市民社会ネットワーク 政策担当顧問 稲場 雅紀 氏)
15:00 フロアとのやりとり
15:30 閉会挨拶
事前にメールで申込してください。
あて先は okajima_katsuki@yahoo.co.jp
「件名」に「国際開発学会社会連携委員会セッション参加希望」,「本文」に①氏名,②所属先を記入してください。
(48時間以内に受領確認メールを送付する)