■内容
差別する人はマイノリティを見下しても傷つけてもよしとする人…。そんなイメージがあるかもしれません。しかし、マイノリティが日常で経験する差別体験には善意の気持ちから発せられたさりげない言葉、たとえば「~できてすごい!」とほめることや「みんな同じ人間だよ」と慰めようとすることも差別や抑圧になる場合があるのです。
米国の研究者、デラルド・ウィン・スーがまとめた『日常生活に埋められたマイクロアグレッション:人種、ジェンダー、性的指向:マイノリティに向けられる無意識の差別』が2020年末に日本語翻訳されたこともあり、マイクロアグレッションについての関心が高まっています。
今回は、この本の翻訳者の一人である朴利明(パク リミョン)さんを講師に招き、マイクロアグレッションとは何なのか? なぜこれを軽くみてはいけないのか? どう解決していけるのか? についてお話しいただきます。
教室、職場、家の中…本のタイトルにもあるように、こうした身近な日常生活の場にマイクロアグレッションがひそんでいることに私たちは気づくでしょう。マイノリティへの差別解消を考える際には、ぜひとも理解が必要です。多くのみなさんの参加をお待ちしています。
■申込み
参加申込方法:
・チラシにあるQRコードから申込み
・申込専用URL(グーグルフォーム):
https://forms.gle/cFSF6iyLaRPmSzY86お問合せ:ヒューライツ大阪
webmail@hurights.or.jp TEL 06-6543-7003
■その他
主催:(一財)アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)