大部分がまだ広大な熱帯林に覆われたニューギニア島のパプア州は,インドネシア国家の政策のもとスマトラ島・ボルネオ島に次ぐ開発のターゲットとなっていて,2020年までに大阪府の面積の20倍の森がアブラヤシ農園にされようとしています。多くの企業が進出を始めていますが,その裏にはバイオ燃料など様々な産業での需要が増えていることがあります。しかし,パプアでは1980年代以来,広大な先住民の土地が開発のために奪われ,軍や私兵による人権侵害も行われてきました。企業は地元住民の人権や環境問題を無視して開発を進めていて、政府が掲げる「権利に基づいた開発」「持続可能なパーム油生産」,「環境への配慮」は口先だけの政策になっています。日本でも身近な食品や洗剤などに使われているパーム油(「植物油脂」という表示の中に隠れていることも)の生産現場で起きていることについてお聞きする貴重な機会です。
【日時】 2019年2月2日(土)15:10~16:10
(前のプログラムが終了後にご入場いただけます)
【場所】 大阪市北区民センター1階 第1・2会議室
(ワンワールドフェスティバルの会場内)
http://www.interpeople.or.jp/owf/access.html
大阪メトロ堺筋線「扇町駅」直結、JR環状線「天満駅」徒歩1分
【講師】
ディアント・バクリアディさん
(インドネシア土地問題情報センター代表、京都大学東南アジア研究センター招聘教授、前インドネシア国家人権委員会副委員長)
【参加費】 無料
【定員】 50人
【お申込み】 こちらのフォームからお申込みください
http://urx.space/Oqrs
【お問い合わせ】 contact-hutan@hutangroup.org
【主催】ウータン・森と生活を考える会
*地球環境基金の助成を受けて実施します
☆☆☆ワン・ワールド・フェスティバルでは、2月2日、3日の10~17時 ブース出展もしています☆☆☆
ウータン・森と生活を考える会の活動を知ったり、メンバーと交流するチャンスです!
会場は「北区民センター」内です。
http://www.interpeople.or.jp/owf/
お好きな時間帯にお気軽に遊びに来てください!