第5回分科会 テーマ「持続可能な働き方・ビジネス・人権」
KANSAI-SDGs市民アジェンダ第5回分科会、「持続可能な働き方・ビジネス・人権」が2月9日に開催されました。会場の肥後橋官報ビルにはおよそ30人の異なるバックグラウンドを持つ市民の皆さんが集まり、様々な視点で学び、語り合いました。
発題者の松岡秀紀さん(ヒューライツ大阪)と岡島克樹さん(大阪大谷大学/C-Rights)から、SDGsと人権がどのように関係するのか、SDGsの基本理念やその背景についてお話をしていただきました。
SDGsゴール8では「働きがいも経済成長も」が掲げられています。今回はその中で特に、ターゲット8.5(ディーセント・ワーク)についてや、日本における労働の現状や政府の「働き方改革」の概要についても学びました。
SDGs時代に求められる「ビジネスと人権」
その後、SDGsのゴール8(働きがいのある人間らしい仕事,児童労働や外国人労働者等に関する課題等)に焦点をあてグループでディスカッションを行いました。ディスカッションでは「ディーセント・ワークを実現するには誰が何をするべきか」というテーマで、市民としてどのような仕事を期待するのかを語り合いました。
その結果、政府、自治体、教育機関に対する期待や、市民(消費者・労働者)自身による行動に関して様々な意見を聞くことができました。
(報告者:岩根あずさ)