若者とSDGs「関西SDGsユースアジェンダをつくろう!」
12月24日、大阪YMCAで「若者とSDGs~SDGsユースアジェンダキックオフ大会」が開催されました。当日は50人の高校生や大学生を中心にSDGsに関心がある若者が集まりました。大会では「私たち日本の若者に何ができるか」という視点で、どうやってアクションを起こせるかを考えたり、「若者と教育」と題して日本の学校教育についてグループでディスカッションをしたりしました。
当日は、JYPS(Japan YouthPlatform for Sustainability)と立命館大学Sustainable Week実行委員会のそれぞれのメンバーがファシリテーターを行いました。
なぜ若者とSDGsなのか?
SDGsは2030年を目標達成年としています。現在の高校生や大学生は、そのころには社会の主要なアクターとなります。そのような若い世代がSDGsを学び、意識し、そして達成に向けたアクションを起こすことが、国際社会からも期待されています。
今回のキックオフ大会では2019年に大阪で開催されるG20にむけて、「SDGsユースアジェンダ」を策定しユース世代におけるSDGsの認知の向上と、自分たちが考える関西、日本、世界を描き、その声をG20の場で届けていこうとする”仲間“を募りました。
また、参加者の皆さんは政策提言の方法についてワークショップを通じて学びました。ワークショップでは実際に自分たちの考える理想と、そこに到達するために必要なアクションやシナリオをさかのぼって考え、そのギャップを埋めるプロセスを体験しました。
異なる背景、意見を持つ若者同士が意見をすり合わせ、一つの提言としてまとめていく過程を体験することで、実際に政策提言という形でアクションをおこすことが、どのように進められていき、どのような意味を持つのかについて具体的なイメージを持つことができました。
(報告者:岩根あずさ)