第6回分科会テーマ「環境」
4月5日に第6回目となるKANSAI-SDGs市民アジェンダが肥後橋官報ビルにて開催されました。学生、研究者、NPO/NGO関係者などおよそ15人の市民が集い、環境をテーマに学び、議論しあいました。
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持続可能な消費についてお話しする杦本さん
まずはじめに発題者の杦本育生さん(NPO法人地球環境市民)から環境に関して、どのような問題があり、どのような対策をとることができるのかをご紹介いただきました。また、世界で起きている環境問題は日本で暮らす私たちの生活とは無関係ではないこともお話していただきました。中でもパーム油やプラスチックといった、現在私たちの生活の様々な場面で使用されているものが環境問題を引き起こす原因となっていることについて改めて学びました。
持続可能な消費と私たち
環境問題はSDGsが掲げる多くのゴールと密接にかかわっています。貧困や、ジェンダー、国家間の不平等、気候変動などをよりよい方向へ導くことができるものとして私たちの日々の消費があります。値段やデザイン、新しさだけで消費するものを選択するのではなく、環境や平和、公正性、人権といった価値基準も含めて選択をすることで、持続可能な社会・経済のシステムを変えていくことができることを学びました。
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身近な取り組みと海外での取り組みを比較したグループワークの成果物
その後、グループに分かれて「環境の課題と自分の生活のかかわり」というタイトルでディスカッションをしました。参加者からはプラスチックごみを減らすための身近な取り組みや現在の消費形態を変えるための提案、どのようにすれば人々の認識を変えることができるのかなど、様々な観点からの意見が出ました。
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「私が描く2030年のKANSAI テーマ:環境」を掲げる参加者の皆さん
(報告者:岩根あずさ)