2014年12月26日(金)に大阪国際交流センター(アイハウス)にて『ワン・ワールド・フェスティバルfor Youth~高校生のための国際交流・国際協力EXPO 2014キックオフ大会~』が開催されました。朝10時から午後5時まで行われたイベント当日は延べ1700名の方々にお越しいただきました。開催のために御尽力いただきました皆さま、参加者の皆さま、ありがとうございました。

ワン・ワールド・フェスティバルは1993年から毎年2月に行われる西日本最大の国際協力・交流のお祭りです。ワン・ワールド・フェスティバルfor Youthはその高校生版として今年初めての開催となりました。
今日グローバル化、相互依存が深まる中で、世界が抱える課題(飢餓、貧困、戦争、環境、震災など)は国境を越えて人々の生活に影響を与えています。世界市民として高校生という早い段階からこれらの問題に関心を持ってほしい、考えてほしい、そして行動するきっかけを作りたい、あるいは既に国際交流・国際協力を行っている若者同士がつながれる場を作りたいという思いから開催にいたりました。

プログラムは、すべて高校生主体で行なわれ、パネル展示では「平和」について発表するスペースとして6の高校がそれぞれ学習したことを発表しました。高校生がパネルの内容を来場したお客さんに説明する場面も多く見られました。また、高校生によるハーモニカ、中国・韓国民族舞踏、ハンドベル、フェアトレード衣装のファッションショーのパフォーマンスが行われました。それぞれの恵まれた才能に会場は拍手喝采でした。

プレゼンテーション大会の様子

プレゼンテーション大会の様子

プレゼンテーション大会では事前に選抜かれた9チームにより①震災・防災②環境・開発③戦争・平和④人権・貧困のテーマで発表を行いました。どのチームも、それぞれのテーマについて考えていく中で、新たな発見や発想などを思い思いに語ってくれました。これらかもより一層学びを深めていけるように頑張ってほしいと思っています。

 

 

高校生主体のワークショップ

高校生主体のワークショップ

また、高校生向けワークショップが3つ行われました。1つは災害の多い地球に暮らす私たちはどう生きていけばいいかを考え、防災意識を高めるワークショップ、2つは「世界がもし100人の村だったら」を参考に体を動かしながら世界の格差や多様性を体感するワークショップ、最後は環境にやさしい暮らし方、持続可能な社会を考えるワークショップでした。どれも高校生に新たな視点を与えるものになったのではないでしょうか。

 

パネル展示の様子高校生よる活動報告会も行われ、震災ボランティア、ネパール・スタディツアーの報告会、ユネスコ部の取組みの発表が行われました。最近の高校は、生徒が国際的な取り組みをすることができるようにさまざまなカリキュラムや取組みを行っているのがわかりました。

 

高校生ブース出展

その他にも、NPO/NGO、政府機関、国際機関、教育機関、企業によるブース出展が行われ、来場した人々は国際協力・交流を行う各セクターの活動を知ることができました。普段の生活の中ではあまり知る機会がなかった団体や取組みは高校生にとって刺激的で視野を広げるものになったでしょう。

カフェワンワールド

当日はカフェ・ワンワールドとして韓国、ネパール、スリランカなど世界の料理を食べることのできる企画もあり、訪れた人々は食を通しても世界の国々に触れることができました。

 

 

ワン・ワールド・フェスティバルfor Youthはブース出展、プレゼン、研究発表、パネル展示に合計50校が応募し、若い世代の未来への夢と希望が詰まった実りあるイベントとなりました。高校生一人ひとりが、より良い世界のために今自分にできることを考え、それを行動に起こしている姿は見ている人々にも元気や熱意を与えるものではなかったでしょうか。これから日本、世界を担う若い人々が今回のイベントで学び経験したことを今後の生活の中でも活かし、将来、グローバルな課題に貢献できる人材になることを応援したいと思います。

報告作成者:関西NGO協議会インターン 中村由佳