11/22 世界とつながるカフェイベント「平和の木オリーブがつなぐ絆」イベントレポート

関西NGO協議会では2014年11月22日に、「世界とつながるカフェイベント 平和の木オリーブがつなぐ絆」を開催いたしました。
このイベントは、関西NGO協議会インターン3名(中村・山下・谷川)が企画・運営をおこないました。講師には、公益社団法人日本国際民間協力会(NICCO)より事務局長の折居徳正さんにお越しいただきました。

会場は大阪・十三にあるカフェスロー大阪。
会場の定員、約30名の参加があり、20代の学生を中心にさまざまな方々にご参加いただきました。

講師の折居徳正さん

講師の折居徳正さん

講演は、(公社)日本国際民間協力会(以下、NICCO)の事務局長、折居徳正さんに、NICCOのパレスチナでのオリーブ農家支援プロジェクトやパレスチナ問題の背景、パレスチナやガザの現状、NGO職員として現場で活動する中で感じたことなどを多くの写真・スライドを使用しお話いただきました。

オリーブの木は、パレスチナの人々にとって特別な、象徴的な木で、ちょうど日本人が桜や梅に感じるような特別な感覚をオリーブの木に抱いているようです。

講演の様子

講演の様子

NICCOのプロジェクトを通じて、パレスチナと周辺諸国との交流や合同ワークショップが実現。また、水の少ない土地に適した農法や、有機農業を取り入れ、国外の市場でも認められる質の高い有機オリーブオイルの生産が実現しました。
日本は中東での戦争に加担していないため、中立的な立場で活動できる貴重な環境にあります。日本の団体が間に入ることで、パレスチナとイスラエル・周辺諸国の人々をむすび、対立する立場にあるイスラエルの人々との間にも、ビジネスを通じて人と人との信頼関係を醸成することができました。

■パレスチナオリーブ農家支援プロジェクト
http://www.kyoto-nicco.org/project/palestine/cat68/tubaseenabali.html

――戦争と平和はとなりあわせで、戦闘のある地域のすぐそばでは平和な日常生活がある。今平和な場所であっても、いつどう変わるかわからない。日本についても、自分たちの国が今どういう状況なのか、それをどう続けていくのか、変えていくのか。一人ひとりがそれを考え、意識し行動していかなくては、何もしないで人任せでこの平和が続く保障はなにもない。
講演の最後に、折居さんがこのようにおっしゃったのがとても印象的でした。

ワークショップの様子

ワークショップの様子

講演後のワークショップでは、「日本の市民がパレスチナ問題をはじめとする国際的な課題にもっと関心を持てるようにするには、今後日本の社会をどのように変えていけばいいと思いますか?」という問いをきっかけに、参加者が意見を出し合いました。
「自分に近いことだと感じられることが大切で、食文化やスポーツなどを切り口として、身近なところで知る機会を設けることが大切ではないか」「SNSなどを活用してもっと情報を知ってもらう必要があるのでは」などの意見があがりました。

イベント後、参加者の方々からは、
・「オリーブオイル」からパレスチナについて考える機会があってすごく充実した時間でした
・パレスチナ問題の歴史的背景から現状まで、わかりやすく教えていただいて非常に強く印象にのこりました。政治的な問題が大きく絡む土地で、人々の間に入って活動を行っていることに将来的な可能性も感じられました
などの感想をいただきました。
NGOや国際協力系のイベントへの参加が初めて、という方にも多くお越しいただいたのがとても印象的でした。

会場では、講演でも触れたNICCOのプロジェクトで生産されたパレスチナ産フェアトレードオリーブオイルの試食や販売も行い、大変好評でした。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

日本国際民間協力会のwebサイトでは、
パレスチナ産フェアトレードオリーブオイルについての情報や、ガザ支援レポート、
日本国際民間協力会の他地域での活動についても掲載されています。
日本国際民間協力会HP:http://www.kyoto-nicco.org/

※本イベントの開催にあたっては、復興支援・住宅エコポイントおよび家電エコポイントの環境寄附制度をつうじてご寄付いただいております。ご支援ありがとうございました。
(プロジェクト名:「世界とつながるカフェイベント」)

【文責:関西NGO協議会インターン谷川】
【撮影:インターン山下、撮影場所:カフェスロー大阪、撮影日:2014年11月22日】