「日本の援助はいま、アフリカで何をしているのか?」実行委員会
日本の援助はいま、アフリカで何をしているのか?ーモザンビーク・プロサバンナ事業から考える、ODAの過去・現在・未来ー

今年6月横浜市で「第5回アフリカ開発会議(TICAD V)」が開かれます。こ
の会議は、1993年の第一回開催以来、日本の対アフリカ関係の大方針を決
める上で重要な役割を果たしてきました。一方、昨今は中国、韓国、インドな
ど、アジアの新興ドナーも「アフリカ・サミット」を開催するようになり、
TICADは新たな存在意義の模索を迫られています。

近年、アフリカ開発において最も大きな注目を集める課題の一つに、「農業
投資」と「土地争奪」の問題があります。2007~08年の世界的な食料価
格高騰をきっかけに再び課題に転じたアフリカの食料問題。この対応策として、
アフリカ農業への国際的な投資・支援の必要性が叫ばれていますが、対アフリ
カ「農業投資」の中には、外国への食料調達を目的に、現地農民から土地を収
用するものが含まれており、生計手段を奪われた農民による大きな抗議行動が
各地で発生、政情不安の引き金になっています。

日本政府もブラジルとの協力のもと、2009年より政府開発援助(ODA)で
モザンビークに対する大規模な農業開発支援(プロサバンナ事業(※))を進
めていますが、現地の農民組織やNGOが、当事者への十分な説明がないまま計画
が進められていることに強い懸念を表明し、先日はその代表者が来日して各地
で問題を訴えました。

※発題者によるプロサバンナ事業の詳細
http://afriqclass.exblog.jp/i38/

急激なグローバル化と、大規模ODAプロジェクトに直面するアフリカ小規模
農民の現状を共有し、今アフリカで何が起きているのか、小農はどのように暮
らし何を求めているのか、日本の我々はどのように関わるべきなのかについて、
みなさんと一緒に考えたいと思います。

■日時:2013年3月30日(土)14:00~16:30(※13:30受付開始)

■会場:関西学院大学 大阪梅田キャンパス 1407教室
(大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー14階)
http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/

■会費:無 料(モザンビーク現地農民への活動支援カンパ歓迎します)

■発題:
舩田クラーセンさやか(東京外国語大学教員)

■討論:
川村 暁雄(関西学院大学教員、関西NGO協議会提言専門委員)
今泉 奏(大阪大学外国語学部生、TICAD V学生プロジェクト)

■発題者紹介:
舩田クラーセンさやか(ふなだ・くらーせん・さやか)
http://www.tufs.ac.jp/ts/society/africa/
東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。専門は、国際関係学とアフ
リカ地域研究。研究と社会活動の両面からアフリカに関わり、モザンビークを
はじめアフリカ市民社会とのネットワーキング、アフリカに関する政策提言を
行ってきた。
東日本大震災後は、東京電力原発事故を受けて「福島乳幼児妊産婦ニーズ対
応プロジェクト」を立ち上げ、600世帯を超える福島内外の乳幼児・妊産婦
家庭のサポート活動に携わる。

※発題者より一言
「311後の現在と今後、私たちの世界との関係、私たちの社会自身を問い直
し、共に語り合う場に出来ればと思います。」

■主催・お問い合わせ:
「日本の援助はいま、アフリカで何をしているのか?」実行委員会
〔メール〕oishii_mirai@icloud.com

■共催:モザンビーク開発を考える市民の会

■後援:(特活)関西NGO協議会