こんにちは。
インターンの金です。
7月18日に開催されたパナソニック提供龍谷講座in大阪 第9回「国際協力で培われたコミュニケーションスキル」に参加してきました。

2010年から始まった「社会貢献・国際協力入門講座」は、普段あまり触れることがないさまざまな国際協力に関する情報を、大学生や社会人など一般の方に伝える講座です。パナソニック株式会社、龍谷大学、当会の共催で、毎週水曜日19時から20時半まで龍谷大学大阪梅田キャンパス研修室で行われています。扱う内容は毎週異なり、それぞれの分野の専門家が語る講義やワークショップが用意されています。グローバル化する世界で押さえておくべき知識を身につけます。

講座のようす

今回の講座では、今まで学んできた国際協力に関する学びをどのように活用できるのか、どうすれば周りの人々に効果的に伝えられるのかを学べる充実した内容でした。猛烈な暑さにも関わらず、大学生から社会人まで幅広く多くの方が参加して下さり、会場の雰囲気はとても盛り上っていました。参加者のみなさんが国際協力に大きな興味を持っていらっしゃるのが心から感じられました。講師の中田豊一さんは、相手のニーズを聞き取る成功的なコミュニケーションの効果的な方法を、今まで現場で体験した大事な経験をもとにお話して下さいました。

講師の中田豊一さん

中田さんの「準備できたいつものシナリオではなく、予想外の問題、質問を投げかけて途上国の人々に切実に必要な援助を発見していく」という発言は充分に共感できました。中田さんがお話されたポイントを挙げてみますと、もうすでに完璧な「援助を受けるための返事」を用意していて、今はそのパータンが繰り返されているだけだと指摘されました。しかし途上国の人々をいつまでも世話して、面倒をみるのは援助をする方も、される方も発展がありません。援助を受ける人々が自分たちで自立できるように独立性を身につけさせるべきです。援助を受ける人々が本当に必要としているもの、切実なニーズは何かを把握するためにはコミュニケーションの取り方が重要です。中田さんが経験された井戸の事例はそれをよく表していて、間違ったコミュニケーションによって起こることが充分理解できました。ここでコミュニケーションのスキルをアップさせるためには、今までの質問のやりかたを振り返ってみて、「事実」、「感情」そして「観念、意見」どれに当てはまるかを考えてみるのが大事だと、中田さんはおっしゃいました。英語の5W1Hの例はその三つの要素をよく説明してくれるのです。質問するたびにこの5W1Hを思い出せば対話の目的が分かってくるし、核心が見えるのです。
今回の講座で一番良かったのはワークショップがあって、隣の人の意見を直接聞くことができたことです。自分の意見と他人の意見を交換しながら、また別の角度で問題に取り組む機会がなかなかないので、とてもいいと思いました。参加者の年齢層が幅広いため、様々な意見を聞くことができて活発なディスカッションが行われていました。また講座への参加度も高くなってもっとも内容を楽しめるのができたと感じました。今日学んだ内容は国際協力だけではなく、学校や職場、家庭など日常生活でも活用できることです。質問の方法によってコミュニケーション能力の差が出てきます。相手の立場と自分を入れ替えてみると、しっかりした対話が成立され、お互いに信頼できるコミュニケーションができると思いました。

パナソニック提供龍谷講座in大阪については、こちらをご覧ください→http://rec.seta.ryukoku.ac.jp/panasonic/
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